子供が英語体験できる東京グローバルゲートウェイってどんなところ?
どんなプログラムがあるの?英語初心者でも楽しめる?
お台場近くにある東京グローバルゲートウェイ(TGG)は、子供に英語体験をするにはぴったりの施設です。東京英語村とも呼ばれる東京都の英語体験型施設で、楽しく英語を実践できたり、英語でのSTEAMプログラムを受けることができます。小学生の娘と個人向けのワンデーイベントを体験してきましたので、その様子を詳しく報告します。
私たちも初めての参加だったのですが、1日がっつり遊んで子供はまた行きたいと言っています。
私はちょっと疲れましたが笑
子どもがプログラムに参加している間、付き添いの保護者はどうやって待機するのか、荷物は預けられるのか、お昼ご飯は食べられるのかなどの疑問にもお答えします!
kimini英会話はTGGのプログラムをオンラインで体験できます
リアルな英語体験はフィリピン親子留学が超おすすめです。1週間から親子で留学可能。留学エージェントとしてご紹介可能な語学学校があります。詳細は以下の記事をごらんください
東京グローバルゲートウェイ(TGG)とは
東京グローバルゲートウェイ(TGG:Tokyo Global Gateway)は東京都にある英語教育施設です。2018年にオープンしました。
東京都教育委員会と株式会社TOKYO GLOBAL GATEWAYが提供する、まったく新しいタイプの体験型英語学習施設です。
引用元:Tokyo Global Gateway公式サイト
日常から離れ、海外をイメージして作られた街並みでいつもと違う環境のなか、グローバルな世界を存分に体験することができます
施設内では基本的にオールイングリッシュ!ネイティブ・準ネイティブの多国籍なスタッフが子供の英語体験をサポートしてくれます。実践的な英語体験ができたり、英語を使った学びができる施設です。
平日は小学校・中学校・高校などの団体向けに運営されています。
子供の通う小学校も、5年生になると学校としてTGGに行く予定です。
その他、企業など大人向けの語学研修の場としても利用されています。
東京グローバルゲートウェイ(TGG)の最寄り駅とアクセス方法
東京グローバルゲートウェイの所在地は以下になります。最寄り駅はゆりかもめのテレコムセンター駅です。
所在地:〒135-0064 東京都江東区青海2丁目4番32号
電話番号:0120-865-961
行き方:ゆりかもめテレコムセンター駅から徒歩4分
立川に新施設がオープン
青海にあるTGG以外に、2023年1月には東京立川に第2の施設として「TOKYO GLOBAL GATEWAY GREEN SPRINGS」がオープン予定です。
デジタル技術とリアルを組み合わせた施設として、立川オリジナルのプログラムもあります。
所在地:〒190-0014 東京都立川市緑町3番1
電話番号:0120-86596-1
行き方:JR中央線 立川駅から徒歩約8分、多摩モノレール 立川北駅から徒歩約4分
東京グローバルゲートウェイ(TGG)の難易度
TGGの難易度ですが、英語習熟度によって3つのレベルが設定されており、どのようなレベルのお子さんでも対応できるようになっています。
TGGへの申し込みをすると参加日の数日前までにネームカードが送られてくるのですが、先生が子供の英語レベルを把握できるように自己申告でのレベル(初級・中級・上級)に応じた色のシールを貼っておくんです。レベルの目安は以下になります。
初級(シール赤):英語初学者から英検5級レベル
中級(シール緑):英検5級から準2級レベル
上級(シール青):英検2級レベル以上
そのシールを見て、先生が会話の難易度レベルを調整してくれます。また、それぞれのアトラクションで挑戦するミッションも、レベルによって難易度が変わります。
つまり英語初心者さんには初心者向けの易しいミッション、英語上級者さんには難しいミッションが課せられるのでどのレベルの子でも楽しめるようになっています。
ただし2~3人くらいのグループで先生と話していたので、それぞれのレベルに細かく対応できているかは遠目にはわかりませんでした。
東京グローバルゲートウェイ(TGG)を個人で利用する方法
TGGは平日は学校などの団体向けにオープンしていますので個人で利用することはできません。週末や祝日などの特定の日に、一般利用日を設けています。
個人が利用できる日はTGGの公式サイトから確認できます。申し込みは公式サイトから直接行うことができます。
小学生以上の参加としているイベントが多いです。その場合幼児さんは申し込めません。
東京グローバルゲートウェイ(TGG)の料金
東京グローバルゲートウェイの利用料金は、団体利用と個人での利用で異なります。個人で利用する場合もイベントによって料金が違います。また、オープンから1日利用できるワンデーイベントと、半日だけの利用ができるイベントもあります。
私たちが参加した秋のイベントは、ワンデー利用が子供1人7,700円でした。利用にかかる料金は入場料のみですべてのプログラムに参加できます。追加料金はありません。
また、付き添いの保護者は一律で1人1,100円がかかります。
10歳以下は保護者の付き添いが必須です。
東京グローバルゲートウェイ(TGG)の体験レポート
テレコムセンター駅から歩いてすぐだったのですが、入り口はタイム24ビルをぐるっと回りこむのでちょっと迷いました。
1階で受付を済ました後、2階~3階を移動しながらいろいろなプログラムを体験します。
最初に娘が絶対やりたいといっていたエアプレインのボーディングパスをもらいにいこうとウロウロしていたら、通りすがりの先生が何か探してる?と英語で話しかけてくれました。
アトラクション内だけではなく、TGGの空間に入った瞬間から英語環境に突入したようでワクワク感が止まりません!そして海外のお店の雰囲気を再現したTGGタウンの街並みにテンションも急上昇!
TGGのプログラム内容と効率的な回り方
ちょっとここでTGGの効率的な回り方を説明します。TGGは大きく分けてアトラクションエリアとアクティブイマージョンエリアという2つのエリアがあります。
アトラクションエリアは、海外旅行や海外生活で想定されるお店などでの英語のやりとりをお客さんとして体験します。アトラクションエリアには以下のようなお店や施設があります。
- エアプレイン
- レストラン
- スーベニアショップ
- ホテル
- クリニック
- グローサリーストア
- ファーマシー
- ファーストフード
- トラベルエージェンシー
これらのお店はTGGタウンというエリアに集中しています。
それぞれ営業時間が定められていてオープンしていない時間帯もありますが、TGGタウンに行けばどこかのお店は開いています。
もう1つのアクティブイマージョンエリアは、1つのテーマについて英語で学ぶ、開催時間が決められたクラスがメインです。定員があるプログラムもあり、先着順となります。
プログラムは開催イベントによって変わるようですが、参考までに私と子供が参加した秋のイベントでは、以下のイベントが行われていました。
事前にプログラムとスケジュールがわかるので、前半はアクティブイマージョンエリアで子供が受けたいものを時間を見ながら優先的に回り、空き時間や後半部分でTGGタウンを楽しむのがたくさん回るコツかなと思います。
TGGタウンのアトラクションは混んでいても並んでいれば受けられますし、長くても1回10分程度なので空いていそうなお店から回っていけます。
とはいえ、2022年の秋の時点では感染症対策で入場者数を少なめに制限しているせいか、それほど苦労せず希望のものはひと通り体験できました。TGGタウンに関しては2回、3回と受けることもできました。
キッザニアのように人気のプログラムがすぐ終わってしまうということもなく、定員のあるプログラムも3分くらい前に行って入ったりできました。そこまで気合を入れなくても大丈夫です。
実際に体験したプログラムを紹介
ここからは、子供が体験したプログラムとアクティビティを、前半で集中的に回ったアクティブイマージョンエリアのプログラムから紹介します。
イベントによって一部内容が変わります。
スライム作り
娘が一番楽しかったと言っていたのは、「化学反応を体験しよう」というプログラムでのスライム作りです。
ただスライムを作るのではなく、最初に先生が化学反応や作り方の説明をしてくれたのがよかったです。
実際の作業では1テーブルに先生が1人ついてしっかりサポートしてくれました。
好きな色で作って、出来上がったスライムはお持ちかえりできました。
ドローン体験
通りかかったら空いていたので急遽参加したのがドローン体験。タブレットに命令を打ち込んでその通りに飛ばします。目的の場所にうまく着陸できたら成功です。
人気があるようで結構混雑していました。私もやりたかったです。
ロボットプログラミング
次に体験したのはVEXロボティクスというタブレットに命令を打ちこんでロボットを動かすプログラミング学習。
一緒になった子とペアで、タブレットに〇個進む→右に回る、といったような命令を入れたり、ループさせたりしてロボットをぐるぐる回るよう動かしていました。
子供たちはすぐ要領を覚えて短い時間でロボットを動かしていました。
ふろしき包み
こちらは日本文化を英語で学ぶというクラス。
風呂敷を使って箱を包む方法、スイカなどの丸いものを包む方法、瓶を包む方法を教えてもらいました。
体験用の不織布の風呂敷がちょっと小さくて薄いものだったので包みにくそうだったので、それがちょっと残念でした。
瓶を包むのも、本物の瓶のかわりに空のペットボトルが使われたので、軽すぎて包みにくそうでした。
感染症対策なので使い回しを避けたいという理由でしょうが本物の風呂敷で実演させてあげたかったです。
外国人の先生に日本の文化について教えてもらったのが不思議な感じだったようですが、いい経験になりました。
おりがみ体験(親子)
折り紙づくりは親子で参加OKだったので挑戦してみました。秋にまつわるキノコやクリの折り方が英語で書かれた紙を見ながら折り進めました。
結構難しかったのですが、先生がときどきサポートしてくれて何とか完成しました。
完成した折り紙を貼り付けられる場所がありましたので貼ってきました。持って帰ってもよかったみたいですね。折り方の紙をいただきました。
フリートーク
プログラムの合間を見て行ってみたのがフリートークのコーナーです。他の子と3人対先生1人で10分くらいのフリートークをしました。
娘以外には中学生っぽいお兄さんお姉さんと一緒でした。先生は夏休みにどこに行ったの?など話を振ってくれて会話を楽しんでいました。
空いているときはマンツーマンになるかもしれませんが、先生1人にだいたい2~3人くらいずつでのトークでした。その際レベル別にグループを分けたりはしないので、全員が参加できる内容でトークが進められている感じでした。
エアプレイン(TGGタウン)
ここからはTGGタウンの英語実践体験です。それぞれのお店でレベル別のミッションカード(何パターンかあり)を渡され、ミッションをクリアします。
エアプレインのみ事前に開始時間が指定されたボーディングパスをカウンターでもらっておく必要があります。
事前にチケットをもらっておく必要があるとのことで、激しい争奪戦なのかと思ったらそうでもなかったです。私たちがボーディングパスをもらいにいったときは5分後のスタートの回にすぐ参加できました。
子どもは空港の搭乗口のような入り口から入場していきました。
その後、保護者は上にあるモニターから様子を確認します。
しかし、画面が小さすぎて我が子がどこに座っているかもよくわからず。。。後から子供に聞いたら、Beef or Chicken?的なことをやったようです。
スーベニアショップ(TGGタウン)
エアプレインの隣にあったのが飛行機関連のお土産屋さんです。ここで、誰に、どんなお土産を買うかを伝えて買い物をします。
どこのお店もそうですが、順番を待っている間にミッションカードを渡されて、どんなやりとりをするかなど先生と練習をしてから本番に挑めるのがいいですね。
レストラン(TGGタウン)
次はレストランです。お店に入って席について注文をします。
メニューもあったりして本格的です。次に海外に行ったらぜひ子供にオーダーしてもらいたいですね。
ちなみにこのレストランでの注文ミッションは、事前に学研のkiminiオンライン英会話 のTGGコースを受けていたので予習になりました!kimini英会話はTGGと提携しているので、TGGと同じ内容のレッスンを提供しているんです。
教材のレストランの写真とTGGのレストランが同じですよね!ちょっとテンションが上がりました。
Kiminiオンライン英会話では中級コースを受けたのですが、「サラダにチーズを追加したい」、「トマトを入れないでほしい」などのアレンジを利かせた注文をしました。
TGGに行く前の予習として、またはTGGを楽しめたので継続的な英語学習につなげたいという場合は、kimini英会話のTGGコースを試してみてくださいね。
ホテル(TGGタウン)
次はホテルです。外国にありそうなクラシックホテルの雰囲気がでています。
ホテルでのミッションでは、宿泊の予約などをしたのではないかと思われます。
保護者は遠目からしか見れないので、具体的にどんなミッションを与えられたのかとか、先生と子供がどんなやり取りをしたのかなどはわからないのがちょっと残念ですね。
子供に確認しても細かくは覚えていないみたいです。ただ、ミッションカードにはいくつかパターンがあって、挑戦するたび違うミッションだったとは言っていました。
クリニック(TGGタウン)
クリニックは大人気でいつも混んでいました。何かしらのケガをしたり、病気になったという前提で、先生に症状の説明をするようです。
他のお買い物系とはちょっと違いますよね。
先生が痛みの度合いを示すチャートを出して確認していました。これはいいですね。
実は海外に行って一番役立つ英語ではないでしょうか?
ええ、私フィリピンで子供が中耳炎になったときに症状の説明などで大変な思いをしましたから、私がクリニックのミッションに挑戦したかったですよ。
グローサリーストア(TGGタウン)
TGGタウンで私が特に気に入ったのがこのグローサリーストアと次のファーマシーです。
お店の陳列に実際の外国のお菓子が並んでいてかわいいですよね。Don’t touchと書いてありましたが、、、。
ここでもミッションカードを使ってしっかり事前練習をしてから、スナックなどを購入していました。
PayPayで払う?クレジットカード?現金?と聞かれていたのがいまどきっぽいです。
ここは比較的空いていたのと、他のお店のようなクローズの時間がないようだったので気軽にチャレンジできてねらい目です。
ファーマシー(TGGタウン)
こちらはファーマシー。実際のドラッグストアがスポンサーをしているようで、こちらもお店のデコレーションなどにこだわりを感じました。
ただお店の奥でのミッションだったのでどんなことをしたのかはまったく把握できず!
ファーストフード(TGGタウン)
こちらはファーストフード店。Quick Biteってファーストフードのことだったんですね。他にレストランやグローサリーなど似たようなお店があったせいか子供の反応はいまいち。
どうだった?と聞いたらまあ普通!って言ってました。いろんなお店を利用していると、最後のほうはマンネリ化してくるのかもしれないですね。ピザを注文したようです。
トラベルエージェンシー(TGGタウン)
こちらの旅行会社も結構混んでいました。
一度クローズしたので、1時間後のオープン数分前に並んでいたら1番で入れました。
旅行会社のカウンターで、ツアーの申し込みをしたようです。
東京グローバルゲートウェイ(TGG)を体験しての感想
TGGタウンのお店で一番楽しかったのはどこ?と聞いたらレストランでした。この日はビンゴもやっていて、タウン内のお店を利用するたびにビンゴカードにスタンプをもらえたので、クリアするために同じお店を何回も利用していました。
ゴールがあると子供は張り切りますね!しかし最後のほうはちょっと飽きてきたっぽかったので、親としてはその分、別のアクティブイマージョン系のプログラムを受けたほうがよかったのでは?と思ってしまいました。
とはいえほぼ1日いて、かなり体験できたので満足ですね。参加料7,700円は高いと思いましたが、これだけ利用できれば高くはないかなと思いました。
東京グローバルゲートウェイに関するQ&A
東京グローバルゲイトウェイを初めて利用する際、私が疑問に思って調べたことや、知りたい方が多いであろう内容をQ&A形式でまとめました。参加時点の情報なので、今後変更になる可能性もありますのでご注意ください。
- 施設内で昼食は食べられる?
館内にレストランや食べ物の販売はありません。また、周辺にも食事ができるような場所はありません。軽食の持ち込みは可能ですので、コンビニなどで購入していくのがよいでしょう。また、飲み物に関しては施設内に自動販売機がありました。施設内に食事ができるエリアがいくつかあります。以前は予約制でしたが今は自由に使えます。昼の時間に利用した際も写真のようにかなり空いていましたので席の確保に苦労することはありませんでした。
- 保護者はどこから観覧できるの?椅子などはある?
TGGタウンでは基本的に子供が参加している間は保護者はお店の外で立ち見です。TGGタウンの一角に休憩用の椅子が多少用意されていましたので、ちょっと離れた場所ですが空いていれば座って観覧はできます。
アクティブイマージョンのプログラムでは、保護者観覧用の椅子が用意されていました。だいたい教室の後方などの指定されたエリアです。
このように赤いテープで区切られていて、そこから先は保護者は入れないようになっています。
それ以外にも休憩場所はありますが子供の様子を見守れる場所からは離れています。
- 荷物はどうする?コインロッカーはあるの?
コインロッカーはありませんが、受付で問い合わせると荷物預かり用のボックスに入れて550円で預かってもらえました。移動が多いので手荷物はできるだけ少なくすることをおすすめします。私たちは前日ホテルに宿泊して直行したため荷物が重くて耐え切れず、550円を払って預かってもらいました。
- 何歳まで参加できる?
イベントによって対象年齢が指定されています。私たちが参加したイベントは小学生以上となっていましたが、ほとんどが小学生でした。
- 兄弟の同伴は可能?
基本的に幼児は参加できないのですが、同伴は可能です。ただし、保護者と同様に英語体験エリアには入れません。歩き回れるようになった幼児さん連れだと飽きてしまいそうでかなり大変ではないかと思いました。
- 授乳室はある?
授乳室やおむつ替えスペースがありました!
感想まとめ:休みの日はTGGで子供と英語漬け体験をしよう!
小学生の娘と1日東京グローバルゲートウェイを利用し、英語漬けプログラムをめいいっぱい楽しむことができました。入館時にパスポートを渡されて、プログラムを終了するとスタンプをもらえました。
子どもはスタンプラリー感覚で、パスポートが埋まっていくのが楽しかったようです。
TGGは話題になっている割にはネット上にあまり情報がなかったので、これからTGGに行かれる方のために体験記を書きました。参考になればうれしいです。
kimini英会話はTGGのプログラムをオンラインで体験できます
TGGってどんな感じだろう?すぐには行けないけど体験してみたいという方はオンラインの無料体験を受けてみてくださいね。
リアルな英語体験はフィリピン親子留学が超おすすめです。1週間から親子で留学可能。留学エージェントとしてご紹介可能な語学学校があります。詳細は以下の記事をごらんください