小学生おうち英語の進め方!ポイントは子供の興味を広げること&親子の対話

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小学生おうち英語の進め方!ポイントは子供の興味を広げること&親子の対話

今の小学生っていろいろと忙しいですよね。幼児から続けてきたおうち英語が、小学生以降継続が難しくなって英語から離れてしまうケースも聞きます。

また、幼児さんの「おうち英語」に関しては発信している方もたくさんいる一方で、小学生のおうち英語や、小学生から英語を始めた家庭の自宅での取り組み方法については情報が少ないように感じます。

我が家の小学生のおうち英語、これからどうやって進めていけばいい?

うちも子供が小さいころからゆるゆると続けてきた英語学習ですが、小学校入学を機に環境が変化し、迷うことも多くありました。子供の成長に合わせて情報を集めたり他の方法を試していく中で気が付いたことは、子供が興味を持ったことを広げてあげること親子での対話の重要性なんです。

この記事では、小学生の子供とのおうち英語で我が家が重視していることを具体的な体験談を交えてお伝えします。

モモシロ

我が家の進め方からヒントになることがあればうれしいです。

子供の英語学習は早く始めたほうがいいという風潮ですよね。おうち英語にはいろいろなやり方がある中で、自分のやり方が正解だと信じ「●●では効果がない」、「●●だともう遅い」、「●●をしていると失敗する」というような他の学習方法を否定するような意見を見ると悲しい気持ちになります。

おうち英語に正解はありませんし、進め方も目的もそれぞれ。各家庭に合った方法で進めればいいんです。

ただ、親ががんばらないといけない方法は長続きしないししんどいですよね。また、親である自分が英語ができないからと躊躇しているのなら、親が子供に英語を教える必要はないことや、小学生だからこそ親子で楽しめる学びがあることについて知っていただきたいです。

この記事では、手順を追った具体的なおうち英語の進め方は解説していませんが、親と子が一緒に、貴重な体験をしながら英語の種を育てる、そんなヒントになったら嬉しいです。

このブログ記事を書いた人
モモシロ
目次

小学生になっておうち英語が難しくなった3つの理由

我が家の家庭での英語の取り組みは小学校入学を機に変化しました。

  • 学校の勉強や他の習い事・塾通いで英語にかけられる時間が減少
  • 友達付き合いが広がるなどで興味が外に向いた
  • 自我が強くなり気が進まないものは拒否

このように、ライフスタイルの変化や子供の成長が理由で、今までの進め方が難しくなりました。

特に子供の年齢が上がったことで嗜好が変化したことは大きかったです。たとえば英語のインプット。幼児期はかけ流しに関しても英語の童謡など親が選んだものをBGMとしてかけていましたが、小学生になるとそれよりも●●をかけたい!と学校で流行っている日本語の曲をかけたがったりしました。動画も同様に人気のアニメなどを見たがるようになりました。

英語に割ける時間が少なくなった分、せめて家にいる間の英語かけ流しはしたかったのですが、それさえも苦戦するようになりました。

おうち英語の進め方を決定づけた2つのきっかけ

そんな状況の中、この1年で英語多読も取り入れ、英検への挑戦も始めました。そして、私の心を大きく動かし、おうち英語の今後の方向性を左右する2つのきっかけがありました。

その2つとは…

  1. DWEキッズ川上拓土くんママのお話会
  2. 英語教育起業家 嶋津幸樹氏のおうち英語セミナー

1つめの川上拓土くんママのお話会は、子供が受講している英語多読のマジックキーで開催されたものです。

拓土くんママとは、おうち英語で圧倒的な結果をだされている英語キッズ(小学生で英検1級取得)のお母さまで、ご自身のおうち英語の取り組みについて本も出版されています。

モモシロ

川上拓土くんはYoutubeを見て以前から知っていました。すごい子だなあと感心していたんです。

そしてもう1つは、嶋津幸樹さんという英語教育起業家の方のおうち英語セミナー。Outschoolというオンライン英語スクールが主催し、「おうち英語成功の5つの秘訣」というテーマでした。この方は存じ上げなかったのですが、たまたま告知を目にして何か学びになればと思い参加しました。

このお二人のお話は、今まで自分がやってきたおうち英語に照らし合わせながら伺いました。

それと同時に大きな衝撃を受けたのは、自分が持っていなかった「親としてどう行動していくべきか」という部分(この後説明します)。「おうち英語を実践する親」として、子供の方向性の軸が定まったように思います。

誰でも実践できるおうち英語の進め方

おうち英語ママと英語教育専門家という立場の違うお二人のお話ですが、共通点が多くあったんです。それは「親が子供に英語を教えるのではない」ということ。

親の英語力は重要ではなく、子供が自ら言語を習得していく環境と機会をどのように差し出し、成長を見守りつつどのようにサポートしていくかことが重要なのだと(私は)捉えました。

モモシロ

拓土くんママも英語苦手ママだそうです。

そして、おうち英語の進め方というか、柱となる考え方として印象に残ったのは次の2つの点です。

  • 日々の生活に多読・多聴・音読を取り入れる
  • 子供の興味に英語を連れてくる
  • 英語のインプット前後で親子で対話する

この進め方は親の英語力は不要高額教材は必ずしも必要ではない!そして実践することで親子のコミュニケーションも密になり、一緒に楽しみながら親子で成長することができるんです。

小学生になってからでも、むしろ小学生だからこそ良さがわかるおうち英語の進め方だと感じています!次以降で詳しく説明しますね。

日々の生活に多読・多聴・音読を取り入れる

我が家がおうち英語を続けてきて実際に効果が高かったと感じるのは、「多読・多聴・音読」を日常的に取り入れたことです。日々の生活で多読=英語絵本を読むこと、多聴=英語音声・動画のかけ流し、音読=英語本・動画の字幕をリピートしたり、一緒に読んだり、声に出してみる、とうことをしていました。

英語絵本は一式揃えるとそれなりの金額になりますが、我が家はOxford Reading Clubなどの英語リーダーアプリをメインで活用しています。また、かけ流しに関しては、現在は音源や動画は入手しやすくなっていますので、気軽に試すことができます。

英語多読のやり方については以下で紹介しています。

子供の興味に英語を連れてくる

拓土くんママは、ご自身が英語ができないからこそ英語環境を整えることに集中しました。さらに、子供がハマったものがあったら、それに関連する英語の本を用意するということをしていたそうです。

たとえば拓土くんが食虫植物にハマったときは、年齢に合った食虫植物に関する英語の本を探して取り寄せ、さらにホームセンターで食虫植物を購入し、本で学んだことを実際に確かめることまでしたそうなんです。

モモシロ

英語で興味を持たせるのではなく、興味を持ったことに英語を連れてくる。なんとなくわかってやっているつもりでいましたが、できていませんでした。

具体的にはこちらの書籍でも説明されていますので、気になった方は読んでみてください。

私はこのお話に大変感銘を受けたのですが、当初は実際に取り入れることはなかなかできなかったんです。

一時的に特定の物にハマって夢中になるというのは男の子に多そうですが、当時息子はまだ小さく、1つのものに強く関心を示すということはまだあまりなかったんです。

それが、最近になって太陽系の星や元素に関心を示すようになったのでその時はしめた!と思いました。拓土くんママのお話を思い出しながら同じように取り組んでみました(後述します)。

モモシロ

子供のタイミングを待つことも大事ですね。

インプット前後で親子で対話する

オンラインセミナーを受ける女性

2つめは嶋津幸樹さんのおうち英語セミナーで話されていた「おうち英語に不可欠なのは親子のインタラクション」という言葉です。おうち英語セミナーの短縮版はこちらの動画に残されています。

かなり短くなってしまっているのが残念ですが、私はリアルタイムで視聴していたので、ここで話されていない内容も踏まえて説明しますね。

セミナーでは大量インプットの重要性を強く話されていました。しかも、「インプット前後での愛情たっぷりのインタラクションが不可欠」ということ。動画の2分28秒あたりから話されています。

モモシロ

私が解釈して私の言葉に置き換えていますので多少ニュアンスが違ってしまっているかもしれません。

ここで重要なのは、インタラクションは英語である必要はないそうなんです。日本語でOK。インプットはYoutubeやDVDなどでしても、その前後で、親がお話の内容や感想を話し合ったりすることが英語力を伸ばすのに大切なんだそうです。

モモシロ

拓土くんママも書籍でこれに通じることを書かれていました。拓土くんが興味を持って読んでいる本は、拓土くんママも日本語版を入手して読んでいたそうなんです!

具体的には、動画の前後で「どんなお話なんだろうね?」、「何が出てきた?」、「どうだった?」などの声掛けをして親子で共有すること。いわゆる「親子のクオリティタイム」というものですね。

これをすることで単なる英語のインプットではなく、内容の理解が深まり、興味が深まることになります。これは英語に限らず重要なことですよね。ただ、日々あわただしくすごしているとついついおざなりになってしまいます。

私も子供が英語動画を食いついて見ていたりすると、しめしめとは思いましたが積極的に関与していくという姿勢が足りていなかったことを認識したんですね。

話は逸れますが嶋津さんが話されていたことで他にも印象に残ったことがあるのでご紹介します。

  • 非日常体験が重要
  • オールイングリッシュはもう古い
  • おうち英語に臨界期はない

非日常体験とは具体的にはイングリッシュキャンプや旅行などですね。日本で英語に触れながら、ときどき非日常的な英語環境に身を置くことで(圧倒的原体験)、その後の日常の学習のクオリティが変わってくるそうです。

ですので思い切って環境に飛び込ませることが大事だと話していました。その点で、コロナ時期を除き短期で年1~2回行っているフィリピンへの親子留学はとてもよかったんだと再認識しました。

うちは、留学といいつつ体験第一で、現地での英語学習はあまり重視していません。

モモシロ

それでも帰国後の子供の英語モチベーションは上がりましたし、「英語を話せるようになりたい」という強い意識が芽生えたのを感じました。

短期ですが現地の小学校に行って日本語が通じないお友達と英語で交流し、仲良くなれたことも自信になったようです。

夏休みなどを利用したフィリピンへの親子留学は1週間からできるので超おすすめです!フィリピン親子留学は別サイトで体験記や留学案内をしています。超おすすめの体験型学校も紹介できますので、よろしかったらご覧になってください。

また、「英語で英語を学ぶ」ことと矛盾するようですが、オールイングリッシュにこだわる必要はないそうなんです。むしろ、英語だけで英語を学ばせるのはもう時代遅れ!とおっしゃっていました。

必要なタイミングで日本語を交えながら英語を学ぶほうがむしろ有効な場合があるそうなんです。

モモシロ

親との対話も英語が必須というわけではないのはほっとしますね。

もう1つ、よく言われる「英語の臨界期」について。確かに赤ちゃんのころから英語に触れて育ったほうが英語の聞き分けや発音についてはメリットがあるのは事実。だけど小学生からでも英語を始めるのに遅すぎるということはないと話されていました。

そして「臨界期」があるかないかという以前に子供の英語について「臨界期」という言葉自体が適切ではないということも言われていました。

もちろん年齢によってアプローチは違ってきますが、この時期を過ぎたらもう遅いというような風潮が私はとてもイヤなのです。

いつからでも、始めようと思ったとき、またはおうち英語を一度離れてしまったけどもう一度取り組んでみようと思ったなら、臨界期という言葉に振り回されずにいつからでもチャレンジしてもらいたいです。

おうち英語2つの気づきを実践した我が家の進め方を紹介

ここからは我が家で具体的にどのようなことをやったかを紹介します。

  • 日々の生活に多読・多聴・音読を取り入れる
  • 子供の興味に英語を連れてくる
  • 英語のインプット前後で親子で対話する

1つめの多読・多聴・音読は習慣化と継続が大切。これが難しいのでうちではマジックキーというオンラインレッスンを利用して英語多読を続けています。

そして家庭では、後半の2つの考えを意識的に取り入れて実践してみました。

モモシロ

といってもそれほど大したことではないのですが…。

それくらいのことならとっくにやっていると思われる方もいるかもしれませんが、うちがそれだけできていなかったということですね。

ただ話を聞いてそうなんだと思うだけでなく、行動することが大事ですから、おうち英語で迷われている方が「これくらいならうちでもできそう!」と思ってくだされば嬉しいです。

最近我が家が取り組んだことを3つ紹介します。

順番に説明していきますね。

【6歳】英語のクッキングDVDを見て料理

先日、6歳の息子と2人でスーパーに行ったときに、トマトとモッツァレラチーズを買ってほしいと言ってきました。

よく聞くとマーク先生のトマトのやつを作りたいと。

ディズニー英語システムのマーク先生がお料理をするDVDがあるのですが、そこで紹介されていたカプレーゼ風のサラダを全部自分で作るというのでお願いすることにしました。

料理のためのお買い物

私もDVDは見ていたのですが詳しい内容は覚えていませんでした。それで、息子に確認しながらミニトマトとモッツァレラチーズを購入しました。他に何が必要か聞くと、

6歳息子

緑のパセリみたいなやつ

と言うのですが何のことだかわからず。

6歳息子

なんとかビネガーもいる!

と言い張るのですがビネガーだったら家にあるよ、と伝えて買わずに帰宅しました。

英語のレシピ本を確認

家に帰って一緒に付属のレシピ本を確認すると、パセリみたいなものはバジル、なんとかビネガーはバルサミコ酢のことでした。

クッキングDVDの付属のレシピ本
クッキングDVDの付属のレシピ本

「Basil」、「Balsamic Vinegar」という単語をレシピ本で確認し、作り方を一緒に読みました。

バジルはなくても大丈夫だからなしで作ろう!バルサミコ酢の代わりにレモン汁を使おう!と伝えて実際の料理は息子に任せました。

モモシロ

つい口を出してしまいそうだったので、火も使わないし遠くから見守りました。

自力で料理

出来上がったものがこちらです!バジルなし!

息子が1人で作れたということで、たくさん褒めて夕食としておいしくいただきました。

英語DVDで復習&親子で対話

食事の後にもう一度親子でDVDを確認したところ、

6歳息子

This is tomato, this is mozzarella cheese…

とDVDの画面を指さして説明を始めました。一緒にいた娘が、

10歳お姉ちゃん

toothpicks忘れてるよ!

と指摘してきました。

お料理に必要なものを一緒に買い、お料理を作り、出来上がったものを食べてその後DVDで復習をする。すごーく簡単なものですが、この一連の流れが親子のインタラクションとクオリティタイムを初めて意図的に実践できたと感じました。

息子も満足そうでした。

モモシロ

本当はお料理も英語を交えながら一緒に作れば、よりよかったのかもしれませんね!

このマーク先生のお料理DVD(Cooking with Mark)はディズニー英語システムのユーザー限定で販売されているものです。正規会員ではない方はメルカリなどで探してみてください。

単発のクッキングレッスンもあるオンライン英会話はグローバルステップアカデミーです。

\2週間(最大8回)の無料体験ができます/

【6歳】太陽系や惑星への興味を英語で深める

息子が突如太陽系の仕組みや惑星について興味を示し始めました。しめた!と思い「子供の興味に英語を連れてくる」を意識して行動してみました。

英語の歌の動画で興味を広げる

きっかけはTeNQという都内の宇宙ミュージアムに行ったことです。その後宇宙に強い興味を示したので、このYoutubeを見せてみたところ、熱心に何度も見ていたんです。

視覚優位な息子にとって「動画で解説する」というのが理解しやすかったようで、歌から得た惑星の知識を得意げに話し始めたんですね。

6歳息子

ママ、Venus(金星)は太陽から2番目に近いんだよ!

そしてこちらの動画では、水星の公転周期が88日だということを話しています。

日本語のサイトで基礎知識を学ぶ

ただ、一周するとは言ってますがそれが自転なのか公転なのかといったことはどの程度まで理解しているのかはわかりませんでした。知識を深めるため、日本語のWikipediaや学研の子供向けページなどを一緒に読んでみました。

この時点ではあまり英語にこだわらず、日本語の本なども積極的に取り入れました。この他にも図書館で惑星の本を借りたり、お姉ちゃんの理科図鑑を一緒に見たりしました。

モモシロ

息子の英語レベルでは、すべて英語で説明されるより日本語のほうがわかりやすいと思ったんです。「インプット前後のインタラクションは日本語でもOK」を取り入れました。

お風呂ポスターを購入

さらに惑星のポスターを購入してお風呂に貼りました。

惑星ポスターはこちらのものを購入しました。

このポスターはとっても活躍してくれました。惑星の名前の下に英語名も併記されていたので、惑星の名前を日本語と英語でセットで自然に覚えることができましたし、惑星だけでなく各惑星を回る衛星も描かれていたため、息子の興味は衛星まで広がりました。

6歳息子

太陽の周りの星は、1,2,3,(ポスターの惑星と衛星を数える)、20個もある!

モモシロ

そうなの?もっとあると思うよ。

ポスターにある星が太陽系のすべての星だと思っていたようだったのですが、実際何個あるのかといわれると私もわかりません。Wikipediaの日本語版を一緒に見て確認しました。

このWikipediaで、惑星以外に準惑星というものもあると知ることになります。

モモシロ

そういえば私は「水・金・地・火・木・土・天・海・」と習ったのに、いつのまにか「水・金・地・火・木・土・天・海」になってましたよね。

英語のYoutube動画

私の知識が追いつかなくなってきたので、私の疑問を解消するためにも、冥王星はいつ、どうして惑星から外れたのか、惑星の定義とは?などを説明している動画を探しました。

この動画を見て、準惑星は「Dwarf Planet」だと覚え、それ以外の「Haumea」、「Makemake」といった準惑星に興味を持ち始めました。興味がどんどん広がっていっていい感じです。

プラネタリウム鑑賞

また、休みの日にプラネタリウムに行き、地球とそれ以外の惑星の説明を聞いたことで惑星への情熱はさらに膨らんでいきました。プラネタリウムの映像による視覚的なアプローチもよかったようです。

このあたりから私の知らないことまで得意げに話すようになってきました。

6歳息子

ママ、Neptune(海王星)の太陽からの距離は何キロでしょうか?

モモシロ

えーわかんない

6歳息子

45億キロだよ!

モモシロ

よく知ってるね!!

またあるときは天王星の地軸についての言及もありました。

モモシロ

天王星のリングって縦になってるね。

6歳息子

前は違ったんだけど地軸が傾いたんだよ。

モモシロ

そんなわけないでしょう!

しかし調べたら本当でした。「地軸」という言葉を使ったかどうかはっきり覚えていませんが、内容としてはそんなようなことを話していて、いつのまに知ったんだろうととても驚きました。

ここまでは英語の比率は割と低めです。興味の内容が難しくなるとどうしても英語の難易度が高くなるので、英語に関しては日本語より易しい本を選びました

易しい英語の本を購入

こちらの本は太陽系の惑星を1つずつ紹介している本です。お絵描き風の絵を子供は気に入ったようで暇さえあれば見ていました。

この本を見てから「天王星」がお気に入りになりました。地軸が斜めになっているとか、ちょっと変わった特徴にも惹かれたのかもしれません。

オンライン英会話で知識のシェアとお絵描きワーク

そんなとき、オンライン英会話のワールドアイキッズのレッスンでこの本を見せたところ、先生が「一緒に惑星の絵を描こう」と提案してくださいました。

レッスンの最初のほうの会話で惑星のことをちょっと話題にできるといいな、という程度でいたのですが、レッスンまるまる使って息子の興味に付き合ってくれたので私としては大変ありがたかったです!

息子が受講しているワールドアイキッズの体験記はこちらになります。英語レッスンにこだわらず、お絵描きや折り紙、ゲームなど、いろいろな遊びを一緒にしてくれるのが気に入っています。

ワールドアイキッズに「マインクラフト」レッスンが新登場!
先生とマインクラフトを楽しみながら英語を使えるレッスンです。

\ 体験レッスンが無料で2回受けられる /

体験時のカード登録不要

惑星ブームはまだまだ続いています。「興味に英語を連れてくる」を日本語も取り入れながら実践することで、本人も積極的に知識をつけていったのではないかと思います。その中で英語を混ぜていくことで、惑星に関する英単語を覚えたり、知りたいという気持ちから英語動画を見て知識を吸収してくれました。

モモシロ

私が天体についての知識がなかったことが功を奏したようです。何も知らないママに教えてあげるというスタンスで学びをシェアしてくれました!

【10歳】英語を交えてピカソの芸術に触れる

今度は小学4年生のお姉ちゃんのケースです。先日、国立美術館で開催されているピカソ展に10歳の娘と行きました。

日本語・英語動画で予習

まず、我が家は小さいころから芸術に触れさせてきたわけではありません。親も子も美術には疎いです。そのため、ピカソについて事前知識があったほうがより楽しめるだろうと、一緒にYoutubeで子供向けのピカソの説明動画を視聴しました。

まずは日本語のものから。

この後、ピカソの作風の「キュビズム」をさらに掘り下げようと子供向けに説明している英語の動画も見てみました。

ちなみに、難しい単語があったり、英語だと理解が難しそうだと感じたときには、英語の字幕を出すことで目で追えるようにしたり、それでも難しそうなときは日本語訳の字幕を出したりしています

モモシロ

それでも英語の音声は耳に入ってきますしね。

美術館でピカソの絵を鑑賞

美術館では親子でそれぞれ音声ガイドを借りて、解説音声を聞きながら回りました。

モモシロ

音声ガイドおすすめです!

絵のそばにある説明を読むだけでもいいのですが、音声ガイドはその絵が描かれた背景などさらに詳しく説明されているので、じっくり聞きながら絵を見るとまた違った味わいがありますね。1枚1枚の絵をさらに深く楽しむことができます。

もしかしたら娘が途中で飽きるのではないかと思ったのですが、音声ガイドのおかげで時間をかけてピカソや同年代に活躍した画家の作品を見ることができました。

音声ガイドは日本語のものを利用しましたが、将来的に英語版のガイドを利用できるようになるといいですよね!

英語動画やライブ配信でのふりかえり&家族間シェア

美術館を出た後、食事をしながら子供と感想を話し合いました。

次は岡本太郎展にも行ってみたい!

帰宅後にさらに動画を見て見ました。娘には少し難しい内容ですが作品を見た後だと理解もしやすいようでした。

後日、グロバルステップアカデミーの無料ライブ配信で、ピカソの本を読んでくれるものがあったのでもちろん視聴しました。

他の予定があり美術館には行っていなかった息子も一緒に視聴して、「これは青の時代っていうんだよ」とか、「キュビズムっていうのはね…」など、知ったかぶりして息子に説明しながら見たのもなかなか楽しかったです。

現在はグローバルステップアカデミーは有料契約はしていなのですが、無料のコミュニティメンバーとして会員登録していれば、毎日のライブ配信を見れます。

失敗談

ただ一つ失敗したことがあります。ステッカーでピカソの絵を再現できるワークブックのようなものを購入しました。

どういうものかというと、この写真のように左にピカソの絵、右に空白が入ったものがあり、付属のステッカーを貼って同じように絵を完成させるんです。

こんな形で芸術に触れられるなんて面白いですよね!これだと弟と一緒に楽しめるし、ということで即注文しました。英語の本だけど英語は少なめですが。。。

しかし、発売から時間が経っていたので入手困難、古本でも結構高かったんです。なので出費をケチり、少しでも安く買おうと海外のお店に注文したんです。

数週間後に届いたときには娘の興味は薄くなっていて、反応もイマイチ。いまだに手つかずのままおいてあります。

拓土くんママも「興味を持ったらタイミングを逃さない」と本に書かれていました。子供の興味関心はすぐに他に行ってしまうということを実感した出来事でした。

おうち英語は試行錯誤しながら進め方を模索中!

おうち英語と一言でいっても進め方はさまざま。子供の英語の専門家でさえ、それぞれ反対の主張をしていたりするので、私たちが迷うのは当然かもしれません。

「これがいい」と言われるたくさんの進め方の中から、どれを選べばいいのかは自分(親)が納得できるものか。私は自分が腑に落ちて、かつこれならできそうというものを選んで採用しています。

そして以下の2つについては、自分が無理のない範囲で楽しめることを優先しています。

  • 子供の興味に英語を連れてくる
  • 英語のインプットの前後で親子のインタラクションを取り入れる

6歳の息子は興味や関心がわかりやすくていいのですが、10歳の娘はそこまで何かにのめりこむということはありません。それでも、お話は魔法が出てくるファンタジーやミステリーが好きといった嗜好はありますので、その子が好きそうなものを差し出していくことはできます。

難しく考えず、子供の興味を持ったことに注目してみる。まずは自分でできることからやってみればいいのではないでしょうか。

この記事はコメント欄をオープンにしていますので、うちはこんな取り組みをしているよ、とか子供の興味を伸ばすおすすめのコンテンツがあればぜひ教えてください。また、質問や感想などもあれば書いてくださいね。

小学生のおうち英語に!英語で英語を学べるサービスのご紹介

最後に、子供の興味を英語で伸ばすのにおすすめのサービスをご紹介します。

グローバルステップアカデミー

1つめはグローバルステップアカデミーという「オンラインインターナショナルスクール」です。英語のレッスンだけではなく、プログラミングや算数、アートなどのレッスンが豊富です。

娘は単発で開催されたクッキングクラスや、チョコレートについて学ぶクラス(チョコレートのテイスティング付き)が気に入っていました。

モモシロ

単発クラスは、無料のコミュニティメンバーでも料金を払うことで参加できるものがありますよ。

\2週間(最大8回)の無料体験ができます/

Outschool

もう1つはOutschoolというサービス。ネイティブを含め世界中の子供とグループでレッスンを受けることができます。とにかくレッスン数が多く子供の興味があるコースがきっとみつかるはずです。

たとえば、今回の記事でエピソードを紹介した「Cooking」で検索すると、お料理関係のレッスンがずらっと出てきます。

これはレッスンの一部で、まだまだありますよ。

こちらは「Planet(惑星)」で検索したものです。

すごいですよね!息子は宇宙をテーマにしたクラスを受講しました。

さすがに「Picasso」はないだろうと思って検索したら、出てきました!

各コースは対象年齢が指定されています。年齢が合うものの中で好きなものを選んで受講することができます。基本的にグループレッスンなので、刺激になるのもいいですね。

英語で学ぶので、元の英語力が高くないと難しいのではないかと思われるかもしれませんが、英語学習者向けのクラスもあります。息子が受講している宇宙のクラスは、先生と一緒にお絵描きをするものですのでそんなに難易度は高くありません。

モモシロ

他に受講を希望する子がいないとマンツーマンになることがあります。

ただちょっと難点があって、現時点では英語ページのみなのと、気に入ったコースがあっても時差のため日本からだと時間が合わないことがあるんです。

英語ページなので分かりにくい

モモシロ

おうち英語には親の英語力は不要と書いたのに矛盾しているようですみません!

英語だとコースの内容がわかりにくい、どのコースを選べばいいかわからないという場合は、日本語でおすすめのコースを紹介していたり、使い方を説明したnoteがあります。このnoteを読めば疑問もある程度解消されるかと思います。

日本語でのサポート体制もあり、わからないことがあった時に日本語で問い合わせをしたら、日本人担当者からすぐに返信がありました。

また、Google翻訳などを使えば、英語ページもそこそこ意味が通じる日本語になりますよ。

下の画像は、息子が受講している宇宙のクラスをGoogle翻訳で訳したものです。ちょっと変なところもありますがまあ意味は通じますよね。Google翻訳やDeepLなど試してみてくださいね。

英語以外には韓国語のページもあります。今後日本人の利用者が増えてきたら日本語ページも作られるのではないかと期待しています。

日本から受講できる時間帯が少なめ

良さそうなクラスが見つかっても、開催スケジュールを見ると午前2時、、、。というように現実的に受けられない時間でしか開催されていない場合がよくあります。

アメリカの先生が多いため、時差の関係で仕方ないことではあるんですが少し残念ですよね。

Outschoolは少し前に日本でも本格的にサービスを展開しはじめたのですが、今後日本からの利用者が増えれば、日本でも受講しやすい時間帯のレッスン設定が増えていくのではないかと思います。

モモシロ

根気よく探すといい時間帯がみつかります。また、先生に希望の時間での開催をリクエストすることもできます。

Outschoolはお友達紹介制度があり、知り合いを紹介するとお互いに20ドル分のクレジットがもらえます。Outschoolを日本でももっと広めて日本時間で受講しやすいクラスを増やせればいいなと思っています。

私からの紹介でOutscoolを20ドル分受け取るには、クーポンコード「utDYI3ZM」を入力してください。以下のボタンから会員登録をしてください。

小学生に本物の英語力をつけるには英語多読

子供の英語学習のベースになっているのは英語多読です。真の英語力をつけさせたいなら読解力をつけることが重要です。英検や受験にも有利です。

おすすめはOxford Reading Treeという絵本シリーズ。イギリスの英語の教科書としても採用されています。

Oxford Reading Treeを教材に使った子供向けオンライン多読スクールのマジックキーは、小学生で英検準2級を目指すことができます。

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面談のお申し込みフォームでモモシロの紹介と記入すると、2回の無料体験が8回になります。

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